本コースは、全国で公共交通政策に携わる大学・高専教員による基礎的な知識の講義である「リレーレクチャー」と、講師が委員を務める地域で行われる公共交通会議や協議会の傍聴と、現地見学を行う「フィールドスタディ」から構成されます。
2025年度ベーシックコース開催概要
リレーレクチャー(オンライン)
全国で公共交通政策に携わる大学・高専教員により、地域公共交通に関する基礎的な知識を講義します。交通事業者・自治体・コンサルタント等で地域公共交通政策の推進を担う人を主な対象とします。
各回とも18:00~21:10の1日2コマで開催され、オンライン形式で行いますが、名古屋大学にパブリックビューイング会場を設けます。
オンライン受講の場合、リアルタイムで受講をされなくても、タイムシフトでの受講が可能です。その場合、レポートの提出期限にご注意ください。
今年度の受講証明証取得を目指す場合の受講登録締め切りは10/24です。
※パブリックビューイング会場には講師(加藤博和)がいますので、講義前後に交流いただけます。パブリックビューイング会場へのアクセスはこちらをご覧ください。
開講日 PV会場 | テーマ | 担当講師 |
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10/10(金) 名古屋大学環境総合館レクチャーホール | 01.開講オリエンテーション 意義・概念・波及効果(2コマ相当) | 加藤博和(名古屋大学) |
10/24(金) 名古屋大学環境総合館講義室2 | 02.地域の移動課題と地域公共交通 | 宇佐美誠史(岩手県立大学) |
03.地域公共交通計画の概要 | 猪井博登(富山大学) | |
11/07(金) 名古屋大学環境総合館講義室2 | 04.協議会運営・会議資料作成 | 吉田樹(福島大学・前橋工科大学) |
05.地域公共交通分野におけるIT・DX | 伊藤昌毅(東京大学) | |
11/21(金) 名古屋大学環境総合館講義室2 | 06.地域公共交通における鉄道の役割 | 板谷和也(流通経済大学) |
07.地域公共交通の評価 | 福本雅之(名古屋大学) | |
12/05(金) 名古屋大学環境総合館講義室2 | 08.地域公共交通とまちづくり | 岡村敏之(東洋大学) |
09.タクシー活用施策 | 日野智(秋田大学) | |
12/19(金) 名古屋大学環境総合館講義室2 | 10.ソフト施策 | 神田佑亮(呉高専) |
11.福祉との連携 | 樋口恵一(大同大学) | |
01/09(金) 名古屋大学環境総合館講義室2 | 12.地域公共交通と外部経済効果 | 大井尚司(大分大学) |
13.合意形成 | 水谷香織(名古屋学院大学) | |
01/23(金) 名古屋大学環境総合館レクチャーホール | 14.地域公共交通と環境 | 井原雄人(早稲田大学) |
15.プロデュース | 加藤博和(名古屋大学) |
※受講修了証を得るためには、リレーレクチャーは全日程、フィールドスタディは1回の受講が必要です。
フィールドスタディ
講師が委員を務める地域において、現地見学・乗車と、公共交通会議や協議会の傍聴によって実践的に学習します。
2025年12月~2026年2月 各回5名程度実施。時間は各回によって異なります。
※フィールドスタディの予定は各自治体の会議日程に左右されますので、直前(1か月以内)にしかわかりません。開催が決まりましたものから受講希望の方にメールでご案内します。
受講証明証の発行について
受講証明証の発行要件
・リレーレクチャー15回すべてを受講し、各回のレポート課題を提出し、8割以上合格
・フィールドスタディに参加し、レポート課題において合格
この両者を満たした場合に、受講証明証を発行します。
注意事項:本講座の受講対象は「個人」ですので、「組織(部局など)」として受講される場合は、受講証明証の発行対象となりません。ただし、組織としての聴講を妨げるものではありません。
受講料
無料です。ただし、フィールドスタディやパブリックビューイングにご参加の際の旅費等は各自ご負担ください。
申し込み方法
下記URLもしくはQRコードからお申し込みください。
※過去に受講証明証の発行を受けている人は「リレーレクチャーの聴講のみ」を選んでください(新たな受講証明証は発行しません)
受講に際して資格などは特に必要ありませんのでお申し込みいただいた方は皆さん受講いただけます。
オンライン受講のURLは申込時に表示されますので、そちらをご確認ください。パブリックビューイング会場については申込者に対して開講日までにメールでご案内いたします。
後援
- 一般社団法人日本民営鉄道協会
- 公益社団法人日本バス協会
- 一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会
- 一般社団法人公営交通事業協会
- 第三セクター鉄道等協議会